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2016年11月01日

雲を食べるようなふわふわ感。富士の湧水で作る「雲上かき氷」は一年中楽しめる!

新東名高速道路新富士ICから、富士山スカイライン方面に向かって車を走らせること25分。道沿いにあるこぢんまりとした建物が、知る人ぞ知るかき氷の人気店「雲上かき氷」だ。富士山の湧水をくみ上げて作るかき氷は、ふわふわとした口当たりでまさに雲のよう。さつまいもやショコラなど、秋冬の限定フレーバーも登場するので一年中目が離せない!

地下水をくみ上げた特別な氷と、自家製シロップの組み合わせ。

かき氷は夏だけのもの、なんて決めつけるのはもったいない。
冷たさだけを味わうのがかき氷ではない。
舌にのせるとすうっと溶けて、シロップの香りを残しながら喉の奥に消えていく、
その繊細な変化こそがかき氷の醍醐味だとすれば、そこに季節は関係ない!

富士宮市にある人気店、「雲上かき氷/UNJYO COFFEE」。
その名のとおり、かき氷とコーヒーを提供するお店だ。
かき氷とコーヒー、その2つに共通するのは、どちらもミネラル豊富な天然水を使っていること。
地下180メートルからくみ上げた富士山の雪解け水は、
空気に触れる時間が少ないため劣化が少ないそう。
店長の伊藤さんは、「甘み、旨みを感じられるのが特徴です」と言う。


おすすめはもちろんかき氷。器にこんもりと盛られた氷は、
その見た目もまるでもくもくと湧き上がる雲のよう。
たっぷりのボリュームだが、スプーンですくって口に入れると、
ふわっと溶けて消えていく。この食感に惹かれてリピートするお客さんも多い。

氷にかけるシロップは実にバリエーション豊富。
中でも人気の高いのが、こちら「いちごやさんの苺練乳」¥750。


富士宮市にあるミルク・ジェラートショップ「いでぼく」の練乳を使用。
いちごの爽やかな甘酸っぱさに、練乳の濃厚なミルク感が重なる。
それを受けとめる、ふわっふわの氷。これは、スプーンを動かす手がとまらない!

かき氷と言えば夏の風物詩と思われるかもしれないが、
いまや通年でかき氷を出す専門店も増えている。
楽しみなのが、季節によって変わる多彩なシロップだ。


鮮やかな黄色に目を奪われるこちらのかき氷は、「パンプキンキャラメルあずき」¥900。
バターナッツとはかぼちゃの品種。
富士宮市にある「なごみ農園」産のオーガニックのものを使っている。
上には自家製のキャラメルソース、中にはこれも自家で炊き上げた小豆入り。
ホクホク+ほろにが、一体どんな味が生まれるのかは食べてみてのお楽しみ。
秋~冬の数量限定。


かぼちゃに続き、これも女性に人気の高い「さつまいもミルクあずき」¥850。
紫芋と安納芋、ダブルのシロップがかかった、おいもづくしの味。


こちらは「ショコラ フランボワーズ」。
氷の中にはフランボワーズのシロップが隠れ、
上にはつぶつぶ食感がアクセントのカカオニブをのせている。
チョコレートが恋しくなる、秋冬の気分にぴたりと寄り添う魅力的な味だ。

夏は桃やプラム、秋には栗やりんご、冬には柚子やだいだい。
その時期ならではのフルーツが登場し、しかも素材単品ではなく、
「桃ミルク」「マロンショコラ」「アップルシナモン練乳」といった組み合わせが登場するから楽しみが尽きない。

暑い暑い夏の日に涼を求めて食べるかき氷も、
雪化粧の富士山がきれいな冬の日に食べるかき氷も、それぞれにおつなもの。

もちろん、伊藤さんが一杯ずついれるハンドドリップコーヒー380円もおすすめ。
ドライブルートにぜひ加えたい一軒だ。


雲上かき氷/UNJYO COFFEE(うんじょうかきごおり/うんじょうこーひー)

TEL0544-58-7898
10:00~16:30
火曜の午前、日曜休み
富士宮市山宮3362-1
駐車場 あり

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