生落花生の塩茹では、まさに秋の味覚。酒の肴としても秀逸。【富士宮の特産品/農産物/生の落花生】
日に日に秋は深まっていますが、平成2年の夏はどのように過ごされましたでしょうか。富士宮市の特産品である生落花生は地場野菜直売所等に出回る量を徐々に減らしつつも10月末頃まで買うことができます。この生の落花生(茹/炒)は酒の肴として魅力的な存在です。日本酒、焼酎、ビール、洋酒、果実酒、、、。どんなお酒にも合います。思えば今年はイレギュラーな出来事ばかりでしたね。年越し迄まだありますが、富士宮の落花生をアテに、ゆっくり振り返ってみてはどうでしょう。(メイン写真:ジャンボ系の生落花生)
秋はたそがれ、名月と落花生。若山牧水の句にならい酒を静かに酌み交わす気分。
塩茹で落花生を冷凍保存しておけば後でじっくり楽しめます。美味しく味わうコツは、生落花生を塩茹でする場合、購入してからできるだけ早いタイミングで調理しましょう。落花生はカラで見えないため分かりにくいですが、実の水分は抜けて乾いています。
バーボンやスコッチウィスキーにも合います。BBQやキャンプにもおすすめします。(生落花生イメージ写真)
塩茹で落花生&ビール、間違いのない組合せ。塩茹で落花生の美味しさには誰もが惹かれるはずです。
品種の違いを比較。左側(赤紙)がジャンボと呼ばれる「おおまさり」などの大粒種。右側(黒紙)が普通サイズ。どちらを選ぶかは好み。富士宮でのジャンボ人気は5年ほど前から高まりましたが今は落ち着いた感じです。富士宮っ子は「しなす」という未成熟やB級品の生落花生を好んで食します。
* ちなみにピーナッツ(落花生)は世界各地で栽培され1500種類以上あるそうです。
夏の印象が強いかもしれませんが生落花生は秋の味覚ブドウなどといっしょに出回り並びます。
生落花生の流通量変化を比較
9月の様子(撮影場所:農民市場粟倉)。落花生の収穫は最盛期。直売所では沢山の生落花生を販売。1ネット1キロ販売が標準、富士宮の現地価格は800円〜1100円ほど。
10月の様子(撮影場所:農民市場粟倉)。農家などからの出荷が減りますが10月末〜11月初位まで生落花生は出回ります。(天候等で変動)
生落花生を扱う地場野菜等の直売所(例)
農民市場粟倉
富士宮市粟倉1263、無休(正月休み)、8:00~17:00頃、電話0544-23-8812、駐車場約30台。(コロナ禍の営業変更あり)
農産物直売所 大富士
富士宮市外神東町243-1、水曜定休、8:30~16:30、電話0544-68-2069、駐車場約20台。(コロナ禍の営業変更あり)
富士山野菜センター
富士宮市山宮392-15、無休(正月休み)、8:00~17:00頃、電話0544-58-1233、駐車場約20台。(コロナ禍の営業変更あり)
う宮〜な・JA富士宮ファーマーズマーケット
富士宮市外神123、火曜(祝日除く、年末年始)、8:30~16:00現在短縮中、電話0544-59-2022、駐車場約120台。(コロナ禍の営業変更あり)
*野菜直売所を楽しむコツは気に入った商品それぞれの生産者また出荷者の名前や登録番号を覚えることです。