牛のイラストが目印の堆肥「マスマス元肥」を使った富士宮高校会議所の活動。<マスマス元気プロジェクト>

富士宮市の西町商店街に事務局をかまえる富士宮高校会議所は富士バイオテック(株)と協力して、ニジマスの残渣(ざんさ)と朝霧牛の糞尿を使った堆肥「マスマス元肥(ますますげんぴ)」を作り「マスマス元気プロジェクト」を進行しています。この堆肥を活用したプロジェクトはSDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)にもとづき地域貢献的なビジネスを実践することで富士宮のマチの活性化を目指します。今後の取り組みが楽しみです、高校生たちの活躍に注目してください。
スイーツや土産品など、SDGsのビジネス実践モデルを生み出すことが目標。
プロジェクトはすでに「マスマス元肥」を地元農家が使いトマト、落花生、トウモロコシ、サツマイモ、ブルベリーなどを栽培。収穫した農作物で菓子店等が商品試作する段階まできています。
興味のある方は富士宮高校会議所に気軽にお問い合わせください。

販売中のマスマス元肥(ますますげんぴ)、5キロ=350円、2.5キロ=250円。堆肥の約半分をニジマス残渣が占め、リンとカリウムを通常の堆肥より多く含みます。

菓子店と協力しスイーツの試作などが現在進行中。ショコラティエ(静岡市/落花生)、もちのき(富士宮市/サツマイモ)、華月(富士宮市/サツマイモ)。

富士宮高校会議所の活動は地元の新聞記事などによく取り上げられています。

富士宮高校会議所・事務局の内観1

富士宮高校会議所・事務局の内観2
<マスマス元気プロジェクト>の今後の課題は、「マスマス元肥」が適する農作物等を調べ、協力農家を確保すること。商品化してくれる協力店等を増やすことだそうです。

富士宮高校会議所(富士宮市西町16-18)事務局は「西町レトロ館」にあります。

活動内容の説明していただいた富士宮高校会議所の時田事務局長。マスマス元肥の活用を促す「SDGsアイデアコンテスト」を実施予定。
<SDGs>(Sustainable Development Goalsの略)は持続可能な開発目標です。国連の持続可能な開発のための国際目標であり、17のグローバル目標と169のターゲットからなっています。